新歓誌ってどうやって作っているの?


 わせぶんで一番力を入れている活動は作品の執筆ですが、では作品はどのような形で出来上がっていくのでしょう?
 ここではわせぶんでの作品制作の過程を、新歓の時に配布する『新歓誌』の制作の様子をご紹介します。

◇編集会議 (1月11日)


 成人の日ですが、参加者が集まってどのような冊子にしていくのか、以下のような議題に沿って話し合います。
  ・制作日程
  ・体裁
  ・係
  ・新歓誌内での企画
 毎年制作しているものですが、「どんな人に興味を持ってもらいたいか?」「何部作るのが適当か?」「誰の作品を載せるか?」など結構流動的です。

◇初稿締切 (2月8日)


 魔の期末試験が終わって約一週間、執筆者各位がまずは作品を書き上げ、ワンドライブにアップロードします。
 勿論この段階で満足のいくものが出来上がればそれに越したことはありませんが、迷っている部分、納得のいかない部分が残ってしまうこともままあります。

◇初稿コメントペーパー締切 (2月15日)


 コメントペーパーとは、お互いの作品を読んだ感想、指摘、疑問点、参考になりそうな本などを書いたものです。
 「コンセプト/スタイル/システム/ガジェット」などの雛形もありますが、基本的に自由に書いて良いものです。その作品やテーマについて熱く語ってもよし、わかりにくいところを上げるだけでもよし。
 自分の作品を読んでくれた人からの意見は非常に貴重です。

◇合評会 (2月16日〜2月22日)


 それぞれの作品について、意見を交換、議論します。執筆者は非常にドキドキする部分です。
 コメントペーパーと被る部分もありますが、一番の違いは執筆者の考え、意図も聞けること。
 ここでなされる議論はあくまで議論であり、感想も個人の意見ですので、執筆者が必ずしも合評会で出た案を取り上げる必要はありません。
 修正案のアイデアが浮かぶきっかけになったり、自分の作品に自信を持てたりすることも多いようです。

◇二稿締切 (3月1日)


 合評会やコメペを参考にしたりしなかったりしながら、執筆者が初稿を手直しします。
 誤字を直す程度でほぼ初稿のままの人から構成を変更する人、初稿と全然違う作品を出してくる人まで様々です。

◇二稿コメントペーパー締切 (3月8日)


 執筆者が他の人に感想をもらえる最後のチャンスです。これがあるから二稿で少し冒険して様子を見ることが出来ると言えます。
 初稿コメペに比べてコンパクトになることが多いです。

◇最終稿締切 (3月15日)


 作品そのものを書き換えるのはここが最後になります。
 納得が行くものを書くために、ギリギリまで粘ります。

◇1次、2次校正締切 (3月17日、19日)


 作者以外の人で、人を変えて二人に校正をしてもらいます。
 校正とは文法の間違いや、表記ブレ(例えば「気づく」と「気付く」の混在)などをマーカーでチェックしていく作業です。
勿論作者本人も最終稿の段階で校正は行いますが、自分でも気づかない部分というのはどうしても出来てしまうものですので、互いにそれを確認し合います。

◇作者確認締切 (3月21日)


 校正してもらった物をもとに作者自身が修正します。
 時には作者が意図的に変えた部分が校正でチェックされる時もあるので、全てを校正通りに直すわけではありません。
 作者が自分で作品に触れるのはここが最後になります。
 表紙を担当している人もこのあたりまでに表紙を完成させます。

◇取りまとめ締切 (3月25日)


 取りまとめの担当者が、それぞれの作品を一つのデータにまとめ、表紙、目次、企画ページなども付けます。
 ヘッダーの処理やセクション分けなど、慣れないと手間取ることもありますが、マニュアルを見たり先輩に聞いたりグーグルで検索しながら気合でまとめます。

◇印刷 (3月28日)


 新歓スタートが迫る中、いよいよ冊子が出来上がります!
 早稲田祭で販売する文芸誌『裸婦餓鬼』は印刷所に依頼しますが、新歓誌は自分たちで印刷、製本します。
 取りまとめ済みデータを輪転機(コピー機のお化けみたいな奴)で印刷して、机に並べ、部員がぐるぐる回りながら順番通りに重ねてホチキスでとめます。
 これで冊子は完成で、後は新歓で配るだけになります。


 作る冊子によって二稿がなかったり、校正が一回だったり、印刷所に依頼したりと様々ですが、どの冊子もおよそこのような行程で作成されます。

「新歓の持ち込み合評会では、初稿締切〜合評会までの流れを体験できるぶん!」



   
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