2005年度文化祭・わせぶんのシヴァ占い顛末記
文化祭
それはサークル活動における一大イベント
文化祭
それは年に1度の華々しき宴
しかし、文化祭戦略極秘会議にて、わが早稲田文芸会の幹事長は言いました。
「『死体占い』やろう」
『死体占い』
人は誰でも心の奥底で『理想の死に様』を思い描いている。その『死に様』は各々の思想・出生・嗜好などを色濃く反映したもので、ほとんど運命的に決定されてしまう。だからこそ、古今東西あらゆる文学作品は、何らかの形で『死』を描こうと試みているのだ。
そんな『あなたの望む死』を占い、暴いてみよう!ついでにその『死に方』と関連するオススメ文学作品も紹介してしまおう!
以上、まとめるとこういう企画のようです。
ちょっと悪趣味すぎないか、お客さんにひかれそう等々不安な点もありましたが、「他のどんなサークルにも真似できない企画をやるべきだ!」というところで部員の意見は一致、『死体占い』は決行に移されることとなったのでした。
準備に当たっては、部員総出で、ありとあらゆる『死に方』を調査し、チャートを作成、さらに黒をテーマカラーに衣装も各自用意し、滑らかな口上を目指して占いトークの練習も重ねました。
そして迎えた当日。
壁には部員の英知を結集した42種類の『死』についての説明文と、できたての『わせぶんのシヴァ占い 〜破壊、そして創造〜』のポスター(直前になって『死体占い』は『わせぶんのシヴァ占い』に可愛く名称変更しました)が貼り出され、部員は件の衣装に身を包み、会場内にはなんとも妖しげな空気が漂っておりました。
そんなこんなで午前11時、文化祭スタート。
ゴスロリ服を着用した女子部員の「あなたの望む死に様を占いまーすvV」という呼び込みと、『1回10円(以上のカンパ制)』という価格設定が功を奏してか、まずは順調な滑り出しといった感じ。
物珍しさも手伝ってか、上は50代後半と思しきおじさまから、下は小学校低学年くらいの女の子まで、幅広い年代の方が覗いてくださいました。
『情死』『焼死』『戦死』『溺死』『死蝋』といった結果を宣告され、苦笑されるお客様、ぎょっとされるお客様、逆に『ヒーロー死』『消失死』『笑い死』という結果を喜ばれるお客様、こんな死に方あるんだ〜と感心してくださる(?)お客様…そんなみなさんの反応を見ているのは、かなり楽しかったり。
また、配布していた裸婦餓鬼も順調に消化され、2日目開始直後に印刷部数全部が捌けてしまいました。(配布終了後にいらしてくださった方、お渡しできなくてすみませんでした。作品ページに抜粋して掲載されていますので、よろしければご覧ください。)
そんなこんなで2日間、ほとんどノンストップで占い続けた部員一同、後片付けの頃には心地よい疲労に包まれていたのでした。
打ち上げの席で、とある女子部員が「来年は『四十八手占い』なんてどう?」などと問題発言をかましていたのは、また別の話。